いづれの御時にか



いづれの御時にか 女御、更衣あまた候ひたまひける中に

いとやむごとなき際にはあらねど

すぐれてときめきたまふありけり。               「源氏物語 桐壺巻」冒頭より


およそ千年もの昔に、煌びやかな宮中を舞台に描かれた「源氏物語」

その凄さは、考え得るすべての恋愛パターンを網羅し尽くしていることだと思う。

マザコン、ロリコンはもとより、不倫などという道徳観は存在すらしない。

とりわけ究極は「末摘花」だろう。美女に囲まれすぎた光源氏は、赤っ鼻の醜女であった「末摘花」のことがかえって新鮮で忘れられない…と来たもんだ079.gif

この壮大な栄枯盛衰、因果応報のラブストーリーを著したという「紫式部」

そしてそのヒロイン「若紫」のちの光源氏の正妻「紫の上」

彼女が併せ持つ気高さと可憐さはここに連綿と受け継がれている。

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by heavymoon704 | 2015-09-21 07:04 | PHOTOGRAPH | Comments(2)

Commented at 2015-09-21 12:34
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Commented at 2015-09-21 23:14
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